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<試合結果>U-24スペイン代表が延長戦制し4強へ。日本が準決勝進出なら激突【東京五輪男子サッカー】

text by 編集部 photo by Getty Images

スペイン対コートジボワール
【写真:Getty Images】



【U-24スペイン 5-2 U-24コートジボワール 東京五輪準々決勝】

 東京五輪(東京オリンピック)男子サッカー準々決勝のU-24スペイン代表対U-24コートジボワール代表戦が31日に行われ、延長戦の末に5-2でスペインが勝利を収めた。

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 今大会の優勝候補の一角に挙げられていたスペインは初戦でドローを演じるなどやや苦しみながらもグループを首位通過。コートジボワールは前回大会銀メダルのドイツを抑えての2位通過で決勝トーナメント進出を果たした。

 キックオフからわずか10分、先手を取ったのはコートジボワール。スペインのDFミンゲサが開始早々の負傷交代を強いられる不運に見舞われた直後、右CKからのボールにDFバイリーが合わせて押し込んだ。

 だがスペインもコートジボワールのミスを見逃さず前半のうちに反撃に転じる。30分、スペイン右サイドからのクロスをコートジボワールのDFシンゴが胸でGKに返そうとしたボールが短くなってしまい、ダニ・オルモが足を出して同点ゴールを突き刺した。

 その後はネットを揺らしながらもオフサイドとなったオヤルサバルのシュートや、クロスバーを叩いたアセンシオのシュートなど、スペインは決定機を生かせず。コートジボワールもGKウナイ・シモンの好守などに阻まれ、1-1のまま終盤を迎える。

 アディショナルタイムに入った91分、コートジボワールはグラデルがエリア左からのシュートを決めて勝ち越し。絶体絶命のピンチに追い込まれたスペインだが、その2分後には相手ゴール前にこぼれたボールを交代出場直後のラファ・ミルが蹴り込んで2-2の同点とし、勝負を延長戦に持ち込んだ。

 延長前半にはスペインのCKの場面でコートジボワールにハンドがあったとしてPKの判定。これをオヤルサバルが決めてスペインが3-2と逆転する。延長後半にはラファ・ミルが2点を加えてハットトリックを達成し、スペインが5-2の勝利で準決勝進出を果たした。

【得点者】
10分 0-1 バイリー(コートジボワール)
30分 1-1 ダニ・オルモ(スペイン)
90+1分 1-2 グラデル(コートジボワール)
90+3分 2-2 ラファ・ミル(スペイン)
98分 3-2 オヤルサバル(スペイン)
117分 4-2 ラファ・ミル(スペイン)
120+1分 5-2 ラファ・ミル(スペイン)

【了】

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