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ルカクがチェルシー再加入へ149億円合意。だが正式決定前に最後の問題は…

text by 編集部 photo by Getty Images

ロメル・ルカク
【写真:Getty Images】



 インテルに所属するベルギー代表FWロメル・ルカクは、チェルシーへの移籍に向けて両クラブが大筋合意に達したようだ。正式決定に向けて秒読み段階に入ったとみられている。

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 チェルシーはイタリアでの2年間にゴールを量産したルカクの獲得に動き始めたが、2度のオファーをインテルに断られていたようだ。それでも最終的に移籍金1億1500万ユーロ(約149億円)にまで提示額を引き上げ、現地時間7日に合意に達したと伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などが報じている。

 マンチェスター・シティが先日獲得したMFジャック・グリーリッシュの1億ポンド(約152億円)というプレミアリーグ新記録の移籍金にはわずかに届かないが、チェルシーにとってはクラブレコードを大きく更新。GKケパ・アリサバラガやMFカイ・ハフェルツを獲得した際の金額を大きく塗り替えることになる。

 インテルは現地時間8日にパルマとの練習試合を予定しているが、ルカクはこの試合に参加しないことをクラブに伝えたとみられている。チェルシーはすでにメディカルチェックの準備もアレンジしているようだ。

 チェルシーは11日にUEFAスーパーカップのビジャレアル戦を予定しており、ルカクの加入をこの試合に間に合わせたいと考えているようだ。しかし、正式決定の前にはもうひとつ超えなければならないハードルがあるかもしれない。

『ガゼッタ』紙によれば、インテルは代役となる新たなFWの獲得を決めてからルカクの移籍に最後のゴーサインを出したい考えだという。ドゥシャン・ヴラホヴィッチ(フィオレンティーナ)やドゥバン・サパタ(アタランタ)、エディン・ジェコ(ローマ)などが候補として噂されているが、インテルのエースの穴を埋める新戦力は誰になるのだろうか。

【了】

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