9位：チェコの神童！ ロシツキー以来の逸材とは…

【写真：Getty Images】

FW：アダム・フロジェク （チェコ代表／ACスパルタ・プラハ）
生年月日：2002年7月25日（19歳）
市場価値：1700万ユーロ（約20.4億円）
20/21リーグ戦成績：19試合15得点8アシスト

　12歳からACスパルタ・プラハユースに所属するアダム・フロジェクは、2018年に16歳の若さでトップチームデビュー。 MOL CUP（国内カップ）でデビューゴールを決めた。翌月にはわずか1分間の出場ながらリーグ戦デビューを飾り、ACスパルタ・プラハの最年少出場記録を更新した。

　チェコの神童と呼ばれるフロジェクは、20/21シーズンにリーグ戦19試合に出場し15得点8アシストと驚異的な数字を記録した。テクニカルで柔軟なプレーが特徴の同選手は、プレーエリアが広く得点への嗅覚とチャンスメイク力に優れている。チェコ代表としてユーロ2020（欧州選手権）にも参加し、ビッグクラブが獲得を狙っているヨーロッパの若手有望株だ。

　持ち前のテクニックを活かし、ゴール前で得点とアシストの両方ができるフロジェクは、「テクニック」と「攻撃力」が高数値。186cmの恵まれた体格から「フィジカル」でも高い数値を記録している。今後の期待が大きいこの長身FWは、空中戦やゲームメイクできるパススキルが伸びてくればビッグクラブで活躍する日も遠くないだろう。