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冨安健洋は「ここに来てすぐにプレーできる」 アーセナル幹部が即戦力として期待

text by 編集部 photo by Getty Images

冨安健洋
【写真:Getty Images】



 アーセナルのエドゥーTD(テクニカルディレクター)が、日本代表DF冨安健洋の獲得を含めた夏の移籍市場での補強についての考え方を語った。英『スカイ・スポーツ』が4日付でインタビューを伝えている。

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 アーセナルは今夏の移籍市場で、プレミアリーグで最も積極的な補強を行ったクラブのひとつとなった。補強総額は1億5680万ポンド(約237億円)に達しており、これはマンチェスター・ユナイテッドやマンチェスター・シティなどを抑えてリーグ1位の投資額だ。

 一方でチームは開幕から3試合無得点で3連敗と結果が出ておらず、サポーターからの不安や不満も強まっている。だが今夏の補強は、より長期的なチーム作りを視野に入れて行ったものだとエドゥーTDは語る。

「23歳以下の選手を6人獲得したことが我々のプランを物語っている。1回だけの移籍ウインドウに目を向けるのではなく、より大きな絵を描いている。今のメンバーは、より確かな基礎を固めるために1年前から計画を開始したものだった」とエドゥーTD。

 移籍市場最終日に獲得した冨安も、その23歳以下の選手の一人。他の新戦力らと同じく、即戦力であると同時に未来を見据えての補強でもあるとエドゥーTDは説明している。

「右サイドバックには冨安健洋を獲得したところだ。彼はここに来てすぐにプレーすることができる。彼の場所を空けてすぐにプレーできるようにエクトル・ベジェリンをレンタルに出した。それもプランの一部だ。もちろん、彼がプレーするかどうかはミケル(・アルテタ監督)次第だがね」

 日本代表でのワールドカップ予選を終えたあとアーセナルに合流することが見込まれる冨安。まずは新天地デビューを飾り、定位置争いに挑んでいくことが期待される。

【了】

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