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PSGで不発のメッシ、途中交代に怒り? 握手求めた監督への反応が物議

text by 編集部 photo by Getty Images

リオネル・メッシ、マウリシオ・ポチェッティーノ
【写真:Getty Images】



 フランス・リーグアン第6節のパリ・サンジェルマン(PSG)対リヨン戦が現地時間19日に行われ、ホームのPSGが2-1で勝利を収めた。FWリオネル・メッシはPSGでのホームデビューを飾ったが、途中交代を告げられたことにも注目が集まっている。

 PSGに加入して以来これまで2試合のアウェイゲームに出場していたメッシは、本拠地パルク・デ・プランスのピッチに初めて登場。直接FKからの絶妙なシュートを惜しくもクロスバーに当てるなどチャンスはあったが、移籍後初ゴールを挙げることはできなかった。

 そして76分、マウリシオ・ポチェッティーノ監督は一人目の選手交代としてメッシを下げてアクラフ・ハキミを投入。バルセロナ時代には先発すればほぼフル出場していたメッシにとっては、珍しい途中交代となった。メッシの交代時点でスコアは1-1の同点となっていたが、最後は後半アディショナルタイムにマウロ・イカルディが決勝点を挙げてPSGが開幕6連勝を飾っている。

 交代を告げられピッチを後にするメッシは、手を伸ばしたポチェッティーノ監督の目の前を足早に通り過ぎ、握手を拒否したようにも見えるとして注目を集めた。だがポチェッティーノ監督は試合後に交代について説明するとともに、メッシとの間に問題はないとも主張している。仏紙『パリジャン』などが会見でのコメントを伝えた。

「このチームには35人の選手たちがいて素晴らしいメンバーが揃っている。先発を選ぶ時も試合中にも、チームと各選手のためを考えなければならない。我々の決断が気に入られることも気に入られないこともあるだろう。レオには声をかけたが、大丈夫だと言っていた」と指揮官は語っている。

 PSGの次の試合は22日に行われるリーグアン次節のメス戦。周囲の雑音を打ち消すためにも、メッシとしてはまずは早いうちに初ゴールが欲しいところかもしれない。

【了】

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