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冨安健洋は自己最悪…アーセナル加入後ワーストだったスタッツ。ブライトンに突かれた課題とは…【分析コラム】

シリーズ:分析コラム text by 安洋一郎 photo by Getty Images

攻め込まれるも、無失点に抑えられた理由とは



 9月の代表ウィーク明けの第4節ノリッジ戦から調子を上げているアーセナル。その大きな要因となっているのが守備陣の活躍だ。開幕3試合は主力のケガの影響もあり、ベストメンバーが揃わず、3試合で9失点を喫していた。

ノリッジ戦から新加入の冨安健洋に加え、ガブリエウ・マガリャンイスとベン・ホワイトがケガから復帰。ベルント・レノに代わり、アーロン・ラムズデールが正GKを任されるようになると、2試合連続でクリーンシートを記録した。

 特にCBのガブリエウとホワイトの存在は大きく、今季3試合目のクリーンシートを記録した今節ブライトン戦も彼らの活躍が光った。

 データサイト『SofaScore』によると、古巣対戦となったホワイトは両チーム最多の7つのクリアを記録。ガブリエウと共に両チーム最多タイとなる2つのシュートブロックを記録するなど、最終ラインでの体を張った守備が目立った。

 ゴールを奪うことが出来ず、勝ち点3獲得とはならなかったが、絶好調のブライトン相手にピッチコンディションが最悪のアウェイで、無失点に押さえて勝ち点1を手にしたのは、今後に向けて好材料となったのではないだろうか。

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