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世界最高額は誰だ? サッカー選手市場価値ランキング16位~20位。”神童”が続々と登場…。1年間で94億円UPのスペイン人最高額MFとは?【2021年最新版】

シリーズ:市場価値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

17位:スペインで伸び悩むポルトガルの至宝

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【写真:Getty Images】



FW:ジョアン・フェリックス(アトレティコ・マドリード/ポルトガル代表)
生年月日:1999年11月10日(21歳)
市場価格:8000万ユーロ(約1040億円)
20/21リーグ戦成績:31試合7得点6アシスト
21/22リーグ戦成績:2試合0得点0アシスト

 19年夏にアントワーヌ・グリーズマンがバルセロナに移籍したことで、アトレティコ・マドリードに1億2600万ユーロ(163億8000万円)の移籍金で加入したジョアン・フェリックス。だが、移籍金が高額過ぎる故にプレッシャーも大きく、期待以上の活躍が出来ているとは言い難い。

 足元の技術に長けており、セカンドストライカーのようなポジションでプレーすることを得意としている。そのため2トップへの適性は高いが、エースのルイス・スアレスには得点力、アンヘル・コレアにはハードワークの部分で劣っており、絶対的な主力にはなれずにいる。

 2020/21シーズン、ラ・リーガでは開幕戦からゴールに絡み、開幕10試合で5ゴール3アシストと序盤戦の主役となった。しかし、その後は新型コロナウイルス感染や足首の負傷もあり、終盤はサブへと序列を下げた。また、2021/22シーズンはグリーズマンが復帰したこともあり、さらに出場機会が減ることが予想されている。

 19年夏にアトレティコ・マドリードに加入した時点で7000万ユーロ(約91億円)の市場価値があったフェリックス。加入してすぐに1億ユーロ(130億円)に到達したが、20年5月に新型コロナウイルスの影響で8000万ユーロ(104億円)に低下した。前述した通り、2020/21シーズンの序盤戦に大活躍したことで、同年10月に再び1億ユーロ(130億円)に到達。しかし、終盤戦にサブに序列を落としたことで現在は8000万ユーロ(104億円)に落ち着いている。

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