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リバプールが突いたマンCの穴とは? クロップ采配は的中、サラーを躍動させた方法は…【分析コラム】

シリーズ:分析コラム text by 編集部 photo by Getty Images

プレミアリーグ第7節、リバプール対マンチェスター・シティが現地時間3日に行われ、アンフィールドで行われた激戦は2-2の引き分け。前節に続き、リードするも追い付かれたリバプールはまたしても勝ち点2を落とす結果となった。(文:阿部勝教)

試合は先制点を皮切りに…

1004-リバプール
【写真:Getty Images】

 ユルゲン・クロップとペップ・グアルディオラの今季初の対戦は、緊張感が立ち込めた。

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 互いにチャンスを作るも、精彩を欠いた前半戦はスコアレスのまま終了。

 しかし、後半は一変。リバプールの先制点を皮切りに一気に激しさを増した。

 前半と戦い方を変え、モハメド・サラーを起点に右サイドから攻撃を仕掛けるリバプールは59分、サラーがジョアン・カンセロをかわすと一気に加速。左から斜めに走り込んできたサディオ・マネにスルーパスを出すと、ダイレクトでゴール左に流し込み先制に成功した。

 だが、これで火が付いたマンチェスター・シティは69分、右サイドでパスを受けたガブリエル・ジェズスが中央に切り込むと逆サイドでフリーのフィル・フォーデンにラストパス。逆サイドネットに突き刺す見事なシュートで同点に追い付いた。

 しかし、その7分後の76分、ペナルティーエリア右で相手DF3人をかわしたサラーが、角度のないところからスーパーゴール。すぐさまマンチェスター・シティを引き離した。

 これで決着かに思えたが81分、フォーデンのクロスのこぼれ球をケビン・デ・ブルイネがダイレクトでミドルシュート。左足でコースを狙ったシュートが決まり、2-2。

 22分間で4ゴールが決まった激戦は、互いに一歩も引かず、痛み分けとなった。

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