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ベルギー代表メンバーって誰がいるの? 現在のスタメン、フォーメーションは?念願のタイトル獲得なるか… 黄金世代は今が最盛期

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

DF紹介

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【写真:Getty Images】


トビー・アルデルヴァイレルト(アル・ドゥハイル/カタール)
生年月日:1989年3月2日(32歳)
ベルギー代表戦績:118試合5得点10アシスト

 ヤン・ヴェルトンゲンと共に10年以上ベルギー代表の最終ラインを支えている。アヤックスでプロデビューを飾ると、アトレティコ・マドリード、サウサンプトンと渡り歩き、15年夏にトッテナムに加入。アル・ドゥハイルに移籍する21年夏まで絶対的な主力選手としてプレーした。

 ベルギー代表デビューを飾った当時はヴェルトンゲンの他にも、ヴァンサン・コンパニやトーマス・ヴェルマーレンがトップレベルでプレーしていたこともあり、右SBでの起用がほとんどだった。代表でCBとしての起用が増えたのは、16年8月から続くロベルト・マルティネス現政権となって以降だ。

ジェイソン・デナイヤー(リヨン/フランス)
生年月日:1995年6月28日(26歳)
ベルギー代表戦績:32試合1得点0アシスト

 トビー・アルデルヴァイレルト、ヤン・ヴェルトンゲン、トーマス・ヴェルマーレン…。ベルギー代表の主力CBが軒並み30歳を超える中で、20代の選手で唯一レギュラーの座を掴んでいる選手がジェイソン・デナイヤーだ。若くしてマンチェスター・シティに引き抜かれ、現在はリヨンの守備の要として最終ラインを統率している。

 19歳でベルギー代表デビューを飾ったが、ロベルト・マルティネス監督が16年8月に就任してからは2年以上招集されなかった。その後、所属クラブでの活躍が評価され、20年からはレギュラーに定着。3バックの中央のポジションを任されており、得意の持ち運びとフィードで存在感を発揮している。

ヤン・ヴェルトンゲン(ベンフィカ/ポルトガル)
生年月日:1987年4月24日(34歳)
ベルギー代表戦績:134試合9得点6アシスト

 ベルギー代表史上最多キャップ数を誇る守備の要だ。12年夏から20年夏までプレーしたトッテナムでは公式戦300試合以上に出場し、代表でも同僚のトビー・アルデルヴァイレルトと共にクラブの躍進を支えた。

 元々は左SBの選手で、ベルギー代表にデビューした当時は左SBや中盤でのプレーが多かった。アルデルヴァイレルト同様にCBでの起用が増えたのは、ロベルト・マルティネス現政権以降となってからだ。また、副主将を務めており、主将のエデン・アザールが欠場した際にはキャプテンマークを巻いて試合に出場している。

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