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やはりこの男は“異常”! メッシの技ありゴールに脱帽! GKを嘲笑うかのように…【欧州CL】

text by 編集部 photo by Getty Images

リオネル・メッシ
【写真:Getty Images】



 チャンピオンズリーグ(CL)・グループリーグA第3節、パリ・サンジェルマン(PSG)対RBライプツィヒが現地時間19日に行われた。この試合ではリオネル・メッシが大活躍。世界最高峰の舞台で“異常”なゴールを決めた。

 前節マンチェスター・シティに完封勝利を収めたPSGだったが、この日は2連敗スタートのライプツィヒ相手に大苦戦。9分にキリアン・エムバペの得点で先制するものの、その後アンドレ・シウバ、ノルディ・ムキエレにそれぞれゴールを許し、スコアをひっくり返されてしまった。

 そんなチームを救ったのが、他でもないメッシだ。1-2で迎えた67分、エムバペのパスをダイレクトでシュートすると、ポストに当たったボールを自ら押し込み同点にした。

 さらに74分、メッシはPKのキッカーをエムバペから譲ってもらうと、強く蹴ると見せかけGKペテル・グラーチを嘲笑うかのようにチップキックシュート。これが決まりスコアは3-2となった。世界最高峰の舞台、逆転が懸かった場面、エムバペから譲ってもらったキッカーの座…これだけでも緊張感は相当なものだったと言えるが、メッシは涼しい顔でパネンカを選択。“異常なメンタル”が証明されたゴールだった。

 リーグ・アンでは未だゴールのないメッシだが、CLではこれで3試合3得点。データサイト『Opta』によると、PSG加入1年目のシーズンにCLで開幕3試合3得点を奪ったのはネイマールとマウロ・イカルディ、そしてメッシのみとのこと。またUEFA公式サイトによれば、メッシがCL1試合で2得点以上を奪ったのは通算34回目のことになったそうだ。

 PSGの逆転勝利に貢献するなど、さすがの存在感を示したメッシ。ここからさらにギアを上げ、ゴールを量産していくのだろうか。

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