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シュートもドリブルもキレッキレ。バレンシア時代の天才アイマール、圧巻のハットトリックが凄い!

text by 編集部 photo by Getty Images

パブロ・アイマール
【写真:Getty Images】



 元アルゼンチン代表MFのパブロ・アイマールは、高い技術や優れたアイディアを武器としてファンを魅了した華麗なプレーヤーだった。ラ・リーガ公式ツイッターアカウントは、ちょうど19年前にアイマールが記録した圧巻のハットトリックを振り返っている。

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 アイマールは母国アルゼンチンの名門リーベル・プレートで活躍したあと、21歳だった2001年1月にバレンシアへ移籍。5年半の在籍で公式戦200試合以上に出場し、2度のリーガ優勝やチャンピオンズリーグ準優勝、UEFAカップ優勝など充実した数年間を過ごしたチームの主力として活躍した。

 自らの得点以上にアシストやチャンスメイクに力を発揮するタイプではあったが、2002/03シーズンにはリーガで8ゴールを挙げるなど高い得点力も発揮。特に、アスレティック・ビルバオを5-1で粉砕した2002年10月26日の試合では見事にハットトリックを達成してみせた。

 1点目はペナルティーアーク手前の遠距離から、まさに“ゴールへのロングパス”と言うべき右足インサイドでの正確なシュートを右隅へ流し込む。続いてオフサイドラインを破った巧みな抜け出しで2点目を奪い、最後は驚異的なスピードからの鋭いフェイントでGKを抜き去って無人のゴールへシュートを流し込んだ。

 バレンシアを去ったあとはレアル・サラゴサやベンフィカでも活躍をみせ、ポルトガルでもリーグ優勝を経験。アルゼンチン代表としても2度のワールドカップに出場するなど実績を残し、現在は同代表のアシスタントコーチを務めている。

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