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ユベントス、“60年ぶり”の不名誉記録。セリエA王座奪回は早くも絶望的に…

text by 編集部 photo by Getty Images

ユベントス
【写真:Getty Images】



 ユベントスは現地時間30日に行われたセリエA第11節の試合でエラス・ヴェローナと対戦し、アウェイで1-2の敗戦を喫した。この結果により、クラブにとって60年ぶりとなる不名誉記録も刻むことになってしまった。

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 ヴェローナは先週末のラツィオ戦でも4得点を挙げるなど好調のFWジョバンニ・シメオネが前半のうちに立て続けに2得点。ユベントスは終盤にMFウェストン・マッケニーの2試合連続ゴールで1点を返すにとどまった。

 これでユベントスは前節サッスオーロ戦に続いて、早くも今季2度目の2連敗。開幕から4試合未勝利のあと4連勝と復調していたが、再びスローダウンを余儀なくされている。

 複数失点は今季11試合で6回目であり、計15失点を記録。スポーツのデータ分析を手掛ける『Opta』によれば、ユベントスが開幕11試合で15失点以上を喫したのは1961/62シーズン以来60年ぶりのことだという。そのシーズンは最終的に12位という成績で終えていた。

 11試合ですでに4敗を喫したのも、ユベントスにとっては1987/88シーズン以来34年ぶり。11節時点で6勝5敗という成績だったその年の最終順位は6位だった。

 11節時点で4敗以上を喫したシーズンはそれ以外にも過去6回あったが、シーズンを終えた際の順位は最高でも4位。今季もすでに上位チームに大きく引き離されており、スクデット奪回は非常に厳しい状況になりつつあると言えるかもしれない。

【了】

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