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22年冬の移籍市場で注目の10人(1)市場価値より安価での獲得が可能!?”FW王国”南米に現れた2人の新星や伸び悩む逸材も

シリーズ:移籍市場で注目の10人 text by 安洋一郎 photo by Getty Images

8月に開幕した2021/22シーズンは早くも前半戦を折り返し、年明け2022年1月1日からは本格的に「冬の移籍市場」が開幕する。今回は今冬に争奪戦が起こることが予想される選手10名を厳選。まずは前半の5名を紹介していく。(成績は2021年12月27日時点)(文:安洋一郎)


”FW王国”アルゼンチンの新たな点取り屋

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【写真:Getty Images】

FW:フリアン・アルバレス(アルゼンチン代表/リーベル・プレート)
生年月日:2000年1月31日(21歳)
アルゼンチン代表:5試合0得点0アシスト
今季成績:21試合18得点7アシスト(アルゼンチンリーグ)


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 2021年シーズンのアルゼンチンリーグ得点王だ。身長は170cmと代表の先輩であるセルヒオ・アグエロやラウタロ・マルティネス同様に小柄ながらも、エリア内、エリア外と場所を問わず、両足でコースを狙った強いシュートが打てる。

 これまではWGで起用されることが多かったアルバレスだが、今季はストライカーのポジションで大活躍。特に9月以降は得点量産体制に入っており、14試合で16ゴール7アシストと国内リーグでは無双状態となっている。また、6月からはアルゼンチン代表に招集されており、優勝したコパ・アメリカ2020(南米選手権)の代表メンバーにも選出されている。

 21年夏にもACミランやアヤックス、アストン・ビラといったクラブが獲得に乗り出したが実現はしなかった。アルバレスとリーベルは22年末までの契約を結んでおり、契約解除条項は2500万ユーロ(約30億円)に設定されている。21歳にしてアルゼンチンリーグで得点王に輝いた”未来の大器”に対しては上記のクラブのほかにレアル・マドリードやアトレティコ・マドリード、ユベントス、インテル、ウェストハムといったクラブが獲得に乗り出しており、今冬の争奪戦が濃厚となっている。

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