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22年冬の移籍市場で注目の10人(2)控えでは勿体ない!?オランダ代表の副主将やイングランドの正GK候補も

シリーズ:移籍市場で注目の10人 text by 安洋一郎 photo by Getty Images

リーグ戦0試合出場のイングランド代表GK

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【写真:Getty Images】


GK:ディーン・ヘンダーソン(イングランド代表/マンチェスター・ユナイテッド)
生年月日:1997年3月12日(24歳)
イングランド代表:1試合0失点
今季成績:0試合(プレミアリーグ)

 昨季終盤にマンチェスター・ユナイテッドで正GKのポジションを掴んだディーン・ヘンダーソンだったが、今季は新型コロナウイルスの後遺症、そしてダビド・デ・ヘアの復活によって再び2番手へと降格している。

 今季はプレミアリーグで0試合、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)で1試合、カラバオ・カップで1試合と起用法がかなり限定的となっている。アーセナルに所属するアーロン・ラムズデールが台頭してきたことを考えると、今後は22年末に控えるカタールワールドカップ出場のために何としても出場機会を増やしたいところだ。

 移籍ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によるとヘンダーソンは今冬の移籍を望んでいるとのこと。今夏にマンチェスター・ユナイテッドは、実績と経験を兼ね備える元イングランド代表GKトム・ヒートンを補強しており、デ・ヘアの長期離脱さえなければ大きな穴とならないだろう。現時点ではアヤックスしか具体的に獲得に関心を示しているとされるクラブの名前は挙がっていないが、プレミアリーグで下位に沈んでいるクラブやGKに不安を抱えているクラブが獲得に乗り出すことが予想されている。

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