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マンチェスター・シティは格が違った。チェルシーを圧倒、攻撃にスイッチを入れていた男とは?【分析コラム】

シリーズ:分析コラム text by 編集部 photo by Getty Images

プレミアリーグ第22節、マンチェスター・シティ対チェルシーが現地時間15日に行われ、ホームチームが1-0で勝利。リーグ12連勝を飾り、2位に勝ち点「13」差をつけての独走状態となった。圧倒的な強さを見せるこのチームは、どのようにしてアウェイチームを攻略したのか。(文:阿部勝教)

内容で圧倒したホームチームが驚異の12連勝

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【写真:Getty Images】

 現地時間15日、2位に勝ち点「10」差をつけて首位に立つマンチェスター・シティは、ホームにチェルシーを迎えた。

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 堅守を誇るチェルシーとの天王山はスコア上均衡していたが、ジョゼップ・グアルディオラ監督率いるホームチームが序盤から試合をコントロール。主導権を握り、第15節以降2勝1敗4分と失速しているアウェイチームを一蹴した。

 今冬にフェラン・トーレスが退団したマンチェスター・シティは、フィル・フォーデンを最前線に配置。0トップ気味の4-3-3でこの試合に臨んだ。

 ゆったりとしたポゼッションで試合に入ったホームチームは、ピッチ中央に位置するロドリを中心に試合を展開。64%のボール保持率を記録し、前半はアウェイチームをシュート0本に抑えている。

 後半は開始早々から攻勢に出てきた相手に決定機を作られたが、徐々にペースを取り戻すと70分にケヴィン・デ・ブライネが先制点をゲット。この1点を守り切ったマンチェスター・シティは1-0で勝利し、リーグ戦12連勝を飾った。

 スコアは1-0と大差ではなかったが、マンチェスター・シティは内容で大きく勝っていた。リーグ2位に付ける相手をなぜここまで圧倒することが出来たのか。 

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