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南野拓実は「リバプールでのキャリアを取り戻した」 酷評直後の意義ある1点

text by 編集部 photo by Getty Images

南野拓実
【写真:Getty Images】



 イングランド・プレミアリーグ第22節のリバプール対ブレントフォード戦が現地時間16日に行われ、ホームのリバプールが3-0で勝利を収めた。日本代表MF南野拓実が記録したゴールは、リバプールでのキャリアを継続させていくためにも重要な1点となったのかもしれない。

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 主力FWのモハメド・サラーやサディオ・マネがアフリカ・ネーションズカップ出場で不在の中、木曜日に行われたカラバオ・カップ(リーグ杯)アーセナル戦に続いての先発起用が濃厚と予想されていた南野。だがブレントフォード戦ではベンチスタートとなり、今季プレミアリーグでの初先発はならなかった。

 それでもチームが2点をリードしたあと74分に交代で投入されると、そのわずか3分後には勝利を決定づけるゴールを記録。相手守備陣のミスによりゴール前で受けたボールを一旦FWロベルト・フィルミーノに預けたあと、リターンパスに合わせて右足ダイレクトで蹴り込んだ。

 出場時間は短かったが、地元紙『リバプール・エコー』ではこの試合の南野に対して採点「7」と合格評価。「ほぼファーストタッチで自身の27歳の誕生日を祝う3点目のゴールを挙げた」とコメントを添えた。

 英紙『ザ・サン』は、得点自体は「ごく簡単なタップイン」と表現。だが「南野のゴールはスマートなフィニッシュだった。彼のリバプールでのキャリアを取り戻したようにも思われる」とも述べている。

 サラーやマネの穴を埋める活躍が求められながらも、アーセナル戦では決定的なゴールチャンスを逃して酷評を受けたばかりだった。先発出場はならず、ゴール自体もスーパーゴールではなかったかもしれないが、それでも1得点という結果を出したことは今後に繋がるとも期待できそうだ。

【了】

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