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10年で合計マイナス1400億円。マンCやPSGを抑えて移籍市場で“赤字No.1”のクラブとは?

text by 編集部 photo by Getty Images

マンチェスター・ユナイテッド最新ニュース

マンチェスター・ユナイテッド
【写真:Getty Images】



マンチェスター・ユナイテッドが赤字幅最多に

過去10年間のサッカー界で、移籍市場での選手獲得・売却による赤字額が最も大きなクラブはマンチェスター・ユナイテッドのようだ。国際サッカー 連盟(FIFA)の関連機関であるスポーツ研究国際センター(CIES)が7日付で調査結果を発表している。



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 CIESではイングランド、スペイン、イタリア、ドイツ、フランスのいわゆる欧州5大リーグを対象とし、各クラブが2012/13シーズンから現在までに移籍市場で支払ったり受け取ったりした金額を集計。ランキング形式で発表している。

 10年間を通して赤字額が最も大きいクラブはユナイテッド。総額15億4500万ユーロの出費に対し、選手売却による収入は4億7000万ユーロにとどまり、10億7500万ユーロ(約1414億円)のマイナスとなっている。

 2位はマイナス9億8400万ユーロ(約1289億円)のマンチェスター・シティ。出費額は調査対象クラブで最多の16億9900万ユーロだが、売却額も7億1500万ユーロと比較的高い。

 3位はマイナス9億4100万ユーロ(約1238億円)でパリ・サンジェルマン。4位以下にはバルセロナ、アーセナル、ユベントス、ミラン、エバートン、アストン・ビラ、チェルシーと続き、トップ10はいずれも4億ユーロ(約526億円)以上の赤字となっている。チェルシーは選手売却による収入総額が全チーム中トップだが、支出額もシティ、バルセロナに次いで3番目に高い。

 逆に収支が最も黒字となっているクラブは、プラス3億4900万ユーロ(約459億円)のリール。続いてリヨン、ジェノア、ウディネーゼ、アタランタなどが選手売却により補強額以上の利益を出しているクラブとなっている。

【了】

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