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「猫虐待は人種差別よりも悪なのか?」 騒動起こしたズマの同僚が問いかける

text by 編集部 photo by Getty Images

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クル・ズマ
【写真:Getty Images】



ズマの解雇求める声には疑問


 ウェスト・ハムのDFクル・ズマの騒動が波紋を広げている。同僚のFWマイケル・アントニオは、「人種差別よりひどいことなのか」と疑問を投げかけた。



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 ズマは現在、猫を虐待したことで非難にさらされている。ズマが猫を蹴飛ばす場面や平手打ちを食らわせる場面、靴を投げつける場面などが映された動画が出回り、警察が動く事態に。アディダスはすでにスポンサー契約を解除。ウェスト・ハムに対しては、選手を解雇すべきだという声も届いている。

 この騒動についてコメントを求められたナイジェリア人のアントニオは、英『スカイ』で率直な意見を語った。

「聞きたいことがある。彼がしたことは、人種差別よりも悪なのか」

「僕は彼がやったことを受け入れるつもりはないし、到底同意もできない。でも、人種差別をしたことが判明して、再びプレーに戻る人たちがいる。8試合出場停止になったりしたけど、それで終わりだ。でも、人々は今、彼の解雇を求め、生活を奪おうとしている」

「これはみんなに聞きたいことなんだ。彼がやったことは、人種差別で有罪になった人たちよりも悪いことなのだろうか」

【了】

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