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大苦戦のリバプールを救った男。クロップ監督が「彼をボックス内に入れておけば…」と称賛するのは?【分析コラム】

シリーズ:分析コラム text by 編集部 photo by Getty Images

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プレミアリーグ第25節、バーンリー対リバプールが現地時間13日に行われ、アウェイチームが0-1で勝利した。南野拓実が欠場となったこの試合でリバプールは、格下相手に苦戦。セットプレーから何とか1点をもぎ取り、リーグ戦4連勝を飾った。最下位のチーム相手に苦戦したが、1人のMFの活躍が勝ち点3獲得につながった。(文:阿部勝教)


苦しむリバプールと一進一退の攻防

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【写真:Getty Images】

 現地時間2月13日に行われたプレミアリーグ第25節。悪天候の中で行われたこの試合では、アフリカネーションズカップに参戦していたサディオ・マネが復帰。久々にモハメド・サラー・ロベルト・フィルミーノ、マネの3人がスタメンに揃って名を連ねた。

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 試合は予想通り、リバプールはボールを保持し、序盤から主導権を握ったかに思えた。ただ、この日の天候は最悪で、雨が降るだけでなくコーナーフラッグが大きく傾くほどの強風が吹いていた。風下に立っていた前半のリバプールは後方からテンポよくパスを回すことが出来ず、ピッチ中央でボールを失う場面が目立った。

 逆に風上に立っていたバーンリーは、カウンター攻撃でチャンスを演出。強風の影響もあってか、スピードに乗った攻撃でリバプールのDFラインの裏を突いていた。35分のバーンリー決定機の場面でリバプールは完全に裏を取られている。アリソン・ベッカーのビッグセーブがなければ間違いなく1点を取られていた。

 一進一退の攻防で時間は過ぎていったが、40分にリバプールが先手を取る。左CKからトレント・アレクサンダー=アーノルドがインスイングのクロスを入れると、ニアサイドでマネがコースを変え、最後はファビーニョが押し込んだ。

 リバプールは得意のセットプレーから先制に成功したが、流れの中ではバーンリーの引いた守備に苦戦。風上に立つ後半戦は優位に試合を進めるかに思われたが、この日は一筋縄ではいかなかった。  

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