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トッテナム史上最強! 伝説の英雄5人。ケイン、エリクセン…クラブに名を刻んだ男たち

シリーズ:伝説の英雄5人 text by 編集部 photo by Getty Images

FW:ソン・フンミン(韓国代表)

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【写真:Getty Images】


生年月日:1992年7月8日
在籍期間:2015年8月~
通算成績 :309試合117得点71アシスト

 ソン・フンミンはUEFAチャンピオンズリーグとプレミアリーグでアジア人最多得点記録を保持しており、史上最高のアジア人選手と評されている。ブンデスリーガで3シーズン連続となる二桁ゴールを達成したスピードスターは、加入初年度こそ適応に苦しんだが、2年目の2016/17シーズンからはプレミアリーグで二桁ゴールを5季連続で記録している。

 圧倒的なスプリント力と決定力を兼ね備えているソンは、トッテナムで数多くのスーパーゴールを決めている。最も印象的なのが2019/20シーズンのバーンリー戦で決めた7人抜きゴールだ。自陣深くからドリブルで仕掛けて決めたこのゴールは、同シーズンのプレミアリーグ最優秀ゴールと2020年のFIFAプスカシュ賞に選出されている。

 長きに渡って一緒にプレーしているハリー・ケインとは阿吽の呼吸を見せており、2020/21シーズンにはお互いのアシストから14得点が生まれている。これまでアラン・シアラー氏とクリス・サットン氏がブラックバーンに在籍していた1994/95シーズンに記録した13ゴールが1シーズンでの最多記録だったが、ケインとソンのペアがこの記録を26年ぶりに更新。お互いのアシストから決めた通算ゴール数も36に伸ばしており、元チェルシーのディディエ・ドログバ氏とフランク・ランパード氏が保持している記録に並んだ。残りの試合数を考えると、今季中に新記録を樹立する可能性が高いだろう。

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