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トッテナム史上最強! 伝説の英雄5人。ケイン、エリクセン…クラブに名を刻んだ男たち

シリーズ:伝説の英雄5人 text by 編集部 photo by Getty Images

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2009/10シーズンにクラブ史上初のUEFAチャンピオンズリーグ出場権を獲得して以降、欧州カップ戦の常連となっているトッテナム・ホットスパー。マウリシオ・ポチェッティーノが監督を務めていた2018/19シーズンにはCLファイナルまで駒を進めている。こうした輝かしい成績を残しているイングランドの名門では、これまで多くのレジェンドたちが活躍してきた。今回は、21世紀以降に在籍した選手の中から厳選した5人の伝説の英雄を紹介する。(在籍期間、通算成績は『transfermarkt』を参考。出場成績は2022年2月20日時点)。


DF:レドリー・キング(元イングランド代表)

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【写真:Getty Images】

生年月日:1980年10月12日
在籍期間:99年1月~12年7月
通算成績:322試合13得点3アシスト

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 キャリアの全てをトッテナムに捧げ、ワン・クラブ・マンとして活躍したのがレドリー・キングだ。レギュラーに定着した2000/01シーズンは中盤での起用が多かったが、01年夏に守備の要であるソル・キャンベルがアーセナルへと移籍して以降はCBへとコンバートされた。

 05年夏にジェイミー・レドナップが退団すると主将に就任し、2007/08シーズンのリーグカップ制覇にも大きく貢献。なお、このタイトルがトッテナムの21世紀に獲得した唯一の優勝トロフィーとなっている。

 全盛期は圧倒的な守備力を武器にリーグ屈指のCBと称されていたが、怪我がとても多い選手でもあった。クラブ通算322試合、代表通算21試合ということからもフル稼働できていた期間が短かったことがわかるだろう。キャリアの晩年は2試合に1回のペースでの起用に留まり、12年7月に31歳の若さで現役を退いた理由も慢性的な膝の怪我が原因だった。引退後もクラブに残っており、ジョゼ・モウリーニョ政権とライアン・メイソン暫定政権ではアシスタントコーチに就任。現在はクラブアンバサダーを務めている。

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