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バルセロナが育てた最高傑作5人。メッシ、シャビ…アカデミーが生んだ逸材たち

シリーズ:アカデミーの最高傑作5人 text by 編集部 photo by Getty Images

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バルセロナはスペインを代表する名門としての地位を確立している。こうした長い歴史において、アカデミー出身選手がクラブに与えてきた影響は大きく、これまでにも多くの生え抜き選手がチームの主軸を担う存在へと成長している。今回は、21世紀以降に在籍していた選手の中から厳選した5人のアカデミー出身の最高傑作を紹介する。(在籍期間、通算成績は『transfermarkt』を参考。出場成績は2022年2月22日時点)。


FW:リオネル・メッシ(アルゼンチン代表)

リオネル・メッシ
【写真:Getty Images】

生年月日:1987年6月24日
在籍期間:05年7月~21年8月
通算成績:778試合672得点303アシスト


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 バルセロナのカンテラ(下部組織)が育て上げた史上最高の選手と言っていいだろう。13歳の時にクラブの入団テストを受けると、それを見ていたカルロス・レシャック氏に大きな衝撃を与え、堂々の合格。正式な契約を結ぶまで、紙ナプキンにサインして仮契約を締結していたのはあまりにも有名な話だ。その後、下部組織で順調に成長したリオネル・メッシは2004年、当時17歳でトップチームデビュー。翌年には、当時のクラブ史上最年少でのゴールも記録した。

 その後のトップチームでの活躍ぶりは誰もが知るところだ。異次元のドリブルにパス、そしてシュートセンスを武器に数々のチームを葬るなど、一時はバルセロナを“世界最強の集団”へと引き上げていた。魅力的なプレーで世界中のサッカーファンを虜にしていたロナウジーニョが退団してもなお、同クラブの人気がガタ落ちしなかったのは、メッシの存在も大きな理由と言えるだろう。

 パリ・サンジェルマン(PSG)へ去るまでバルセロナ一筋のキャリアを歩んでいたメッシは、公式戦778試合672得点303アシストという成績を残した。これはすべて、クラブ史上最多の数字となっている。これほど圧倒的な存在がカンテラから出てくることは、恐らくもうないだろう。

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