セスク・ファブレガス&トマシュ・ロシツキー
【写真:Getty Images】
MF:セスク・ファブレガス(元スペイン代表)
生年月日:1987年5月4日
在籍期間:2004年7月~2011年8月
通算成績:304試合57得点96アシスト
MF:トマシュ・ロシツキー(元チェコ代表)
生年月日:1980年10月4日
在籍期間:2006年7月~2016年8月
通算成績:246試合28得点24アシスト
04/05シーズン以降、アーセナルはタイトルから遠ざかっていた。07/08にはティエリ・アンリやフレドリック・ユングベリが退団し、新たな時代を迎えた。そこでチームの中心となり、アーセン・ベンゲル監督の華麗なパスサッカーを体現したのがセスク・ファブレガスとトマシュ・ロシツキーだ。
高いパススキルと戦術眼を持ち合わせるこの2人は、華麗なパスワークでアーセナルの攻撃を牽引。試合を組み立てるだけでなく、チャンスの場面で果敢にゴール前へ顔を出す両選手は、互いの動きを見て瞬時にカバーに入るなど連係も抜群だった。
新星アーセナルはこの2人の活躍もあり、シーズン序盤から首位に立っていた。だが、ロシツキーら怪我人が続出したことにより失速。リーグ3位でシーズンを終えることとなったが、一時代を終えたチームが大きく崩れることなく上位に居続けられたのは、紛れもなくこの天才2人の存在があったからだろう。
【了】