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チェルシーのタイムリミットは「81日」? 特別ライセンス期限内に売却なるか

text by 編集部 photo by Getty Images

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チェルシー
【写真:Getty Images】



アブラモビッチ氏制裁で身動きが取れないチェルシー

 チェルシーがクラブ存続の危機に瀕している。英『ザ・サン』は、タイムリミットが「81日」と伝えた。



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 イギリス政府は10日、チェルシーのオーナーであるロマン・アブラモビッチ氏がロシアのプーチン大統領に関係する人物と認定し、制裁を科した。オーナーの資産凍結により、チェルシーは大きな打撃を受けている。

 これを受けて、ユニフォームスポンサーの「Three」が契約を一時停止。サプライヤーの「ナイキ」も契約の終了もささやかれるなど、影響は拡大している。

 イギリス政府はチェルシーに対して、試合の継続は特別に認めている。この特別なライセンスの期限が5月31日までとなっており、チェルシーがクラブとして存続するためには、期限内にクラブの売却を決めなければいけない。この残り時間が日数にして「81日」。破産までのカウントダウンと言われている。

 売上が突如としてゼロになったチェルシー。その中でも、選手やスタッフに対する給料は発生し、ホームで試合を開催するたびにその運営費が必要となる。アウェイへ行くにも遠征費は不可欠だ。

 アブラモビッチ氏はすでにチェルシーを売却する意思を表明しているが、今回の資産凍結でこれも保留になったと言われている。それでも売却が認められないことには、チェルシーがなくなるかもしれない。今後の動きに注目が集まる。

【了】

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