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セリエA 2年前

クビ目前? ミランの放出候補5人。ほぼ構想外のレフティー、つい最近まで主力だった男も危険?

シリーズ:クビ目前? 放出候補5人 text by 編集部 photo by Getty Images

MF:ティエムエ・バカヨコ(フランス代表)

ティエムエ・バカヨコ
【写真:Getty Images】


生年月日:1994年8月17日
契約期間:2024年6月30日まで ※レンタル期間
21/22リーグ戦成績:13試合0得点0アシスト
21/22欧州CL成績:3試合0得点0アシスト
21/22リーグ戦成績:1試合0得点0アシスト

 フランス代表でのプレー経験を持つティエムエ・バカヨコがチェルシーからのローンという形で初めてミランにやって来たのは2018/19シーズン。この時は当時のジェンナーロ・ガットゥーゾ監督に重用され、セリエAでは31試合に出場するなどまずまずの存在感を放っていた。そこから3年が経ち、バカヨコは再びチェルシーからのローンでミランの一員となった。

 しかし、今回は3年前のように順風満帆な日々を過ごせているわけではない。第3節ラツィオ戦で負傷しいきなり1ヶ月の離脱を強いられると、気づけばサンドロ・トナーリ、イスマエル・ベナセル、フランク・ケシエに次ぐボランチの4番手という立場に。現在は怪我の影響などもあって、公式戦では10試合もピッチから遠ざかっている。ここから評価を取り戻すのは至難の業だろう。

『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、来シーズンにバカヨコが1試合45分以上のプレーを15試合以上こなした場合、ミランに1500万ユーロ(約18億円)での買い取り義務が発生するとのこと。クラブ側はそれを避けるため、2年間のレンタル契約を打ち切り、今夏にもチェルシーへ戻すのではないかと言われている。そうなった場合、選手側からするとかなり屈辱的だ。


【了】

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