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44歳デニウソンが12年ぶり現役復帰。元“世界最高額選手”のブラジル代表が再びピッチへ

text by 編集部 photo by Getty Images

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デニウソン
【写真:Getty Images】



元世界王者デニウソンが母国クラブ加入を発表

 かつてブラジル代表として世界一にも輝いたMFデニウソンが、44歳で12年ぶりの現役復帰を果たすことになった。22日に発表が行われている。



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 デニウソンが加入するのは、ブラジルのイビスというクラブ。カンピオナート・ペルナンブカーノ(ペルナンブーコ州選手権)で今季22年ぶりの1部復帰を果たしたクラブだ。

 イビスはクラブの公式SNSアカウントで「不可能なことはない。昨年は1部昇格を果たした。そして今年、またしても不可能なことが実現した!」とデニウソンの加入決定を発表。デニウソン本人もSNSで「正式決定!12年ぶりにサッカーに戻ることを決めた」と報告を行っている。

 現在44歳のデニウソンは1990年代から2000年代にかけてドリブルを得意とするウインガーとして活躍。20歳だった1998年にサンパウロからベティスへ移籍した際には、当時のサッカー界史上最高額となる移籍金3200万ユーロ(約42億円)が支払われた。

 ブラジル代表として1998年、2002年と2度のワールドカップに出場し、日韓大会では世界制覇メンバーの一員となった。だが若手時代に期待されたほどの実績を残すことはできず、サウジアラビア、アメリカ、ベトナム、ギリシャなどを渡り歩いたあと2010年に現役を引退していた。

【順位表】カタールワールドカップ・南米予選

【了】

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