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アメリカ代表、ワールドカップ出場はまだ決まらず。選手が掲げた「突破」の横断幕はなぜ?

text by 編集部 photo by Getty Images

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アメリカ代表
【写真:Getty Images】



予選突破はほぼ確実となったが…

 カタールワールドカップ・北中米カリブ海サッカー連盟(CONCACAF)最終予選で、アメリカ代表は予選突破まであと一歩に迫った。だが本大会出場が決定はしていないにもかかわらず、試合後には選手たちが「突破」の横断幕を掲げるという珍事も起きている。



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 アメリカ代表は現地時間27日に行われた試合でパナマ代表と対戦し、クリスティアン・プリシッチのハットトリックなどで5-1の大勝。コスタリカ代表とアウェイで対戦する最終戦で6点差以上の大敗を喫しない限りはカタール行きが決まる状況となった。

 パナマ戦を終えた後のピッチ上では、選手たちが「QUALIFIED(予選突破)」と書かれた大きな横断幕を掲げる一幕も。突破がほぼ確実になったとはいえ数字的に決定していない状況では、異例の行動だったと言える。

 プリシッチが試合後に明かしたところによれば、選手たちは横断幕の文字や状況を十分に把握はしていなかったという。「何が書かれているのかはみんな全く知らなかった。単に渡されただけだ。分かった以上は、ああいうものを見せびらかす必要はない。まだひとつ仕事が残っているからね」とプリシッチは語っている。

 前回ロシア大会では、引き分け以上でほぼ突破決定となる最終節の試合に敗れて予選敗退に終わったアメリカ代表。今回は万が一の事故もほぼ起こり得ないような条件ではあるが、無事に最終戦を終えて2大会ぶりの出場を決めたいところだろう。

【了】

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