サッカー南米代表　最新ニュース

ボリビア戦にもアウェイで快勝

　カタールワールドカップ南米予選最終節の試合が現地時間29日に行われた。ボリビア代表にアウェイで4-0の大勝を飾ったブラジル代表は、南米予選で歴代1位となる新記録を達成している。

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　今予選では7連勝スタートを切るなど非常に順調な戦いを見せ、早々と予選突破を確定させたブラジル代表。厳しい環境で知られる高地ラパスでの試合も物ともせず、FWリシャルリソンの2得点などで快勝を収める結果となった。

　これでブラジル代表は今予選17試合を戦って14勝3分け。勝ち点45という数字は、2002年大会予選でマルセロ・ビエルサ監督率いるアルゼンチン代表が獲得していた勝ち点43を上回り、南米予選の最多記録となった。

　ワールドカップ南米予選が現在と同じ全チーム総当り方式となって以来、無敗で予選を突破したチームはない。今大会ではブラジル代表に加えて、11勝6分けの2位アルゼンチン代表も無敗のまま本大会出場を決めている。

　だがブラジル代表とアルゼンチン代表は、昨年9月に予定されていた直接対決が新型コロナウイルス対応をめぐる混乱の末に中止となったまま開催されていない。国際サッカー連盟（FIFA）はこの試合を改めて開催することを要求しているため、全18試合を無敗で終えられるチームはどちらか一方のみとなるかもしれない。

【了】