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世界最高の右サイドバックは誰だ? サッカー選手能力値ランキング6~10位。セリエA屈指のアシスト量産機が登場! ビッグクラブが関心を寄せる逸材とは?(21/22シーズン版)

シリーズ:21/22能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

7位:リース・ジェームズ(イングランド代表/チェルシー)

リース・ジェームズ22
【写真:Getty Images】


生年月日:1999年12月8日
市場価格:5500万ユーロ(約66億円)
20/21リーグ戦成績:32試合1得点2アシスト

 チェルシーU-18でキャプテンを務めたリース・ジェームズは、プロ契約を締結した2017年にアカデミー年間最優秀選手に選出された。18/19シーズンは当時チャンピオンシップ(2部)に所属していたウィガンにレンタル移籍に出されたが、2019年夏に復帰すると主力として活躍。今では、チェルシーに欠かせない存在となっている。

 リース・ジェームズの最大の武器は、高精度のキックだ。積極果敢にオーバーラップする同選手は、ピンポイントのクロスと鋭い「パス」でチャンスを演出する。さらに、シュートは正確かつ強力。今季はFKを任される場面もあり、この男の一振りはチェルシーに多くのものをもたらしている。

 プレミアリーグで強敵達と渡り合うリース・ジェームズの「フィジカル」は、最高値の「83」を記録。高い「ドリブル」スキルと「スピード」も兼ね備えるため、相手DFに寄せられても動じずに駆け上がっていく。守備時の1対1にも強く、球際ではほとんど負けることがない。

 非凡な「テクニック」も含め、リース・ジェームズの能力値は全てが高水準だ。しかし、最も驚くべき点は、まだ22歳ということ。まだまだ発展途上にあるこの男は、ここからどれだけ評価を高めていくのか。今後の成長と活躍に期待したい。

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