なぜ…。バルセロナ敗退の原因は? 自慢の武器が沈黙。シャビ監督をハメたフランクフルトの策とは…【EL分析コラム】

2022年04月15日(Fri)10時08分配信

シリーズ:分析コラム
text by 小澤祐作 photo Getty Images
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UEFAヨーロッパリーグ(EL)・準々決勝2ndレグ、バルセロナ対フランクフルトが現地時間14日に行われ、2-3でアウェイチームが勝利。この結果、バルセロナはベスト8で姿を消すことになった。シャビ・エルナンデス監督就任後、絶好調を維持していた同クラブは、なぜホームで敗れたのだろうか。(文:小澤祐作)


まさかの3失点

バルセロナ
【写真:Getty Images】

「敗退は本当に腹立たしいことだが、だからといって間違った道を歩んでいるわけではない。ヨーロッパでも国内でも、とても良い試合をしてきた。人々はこれは失敗だと言いたいだろう。そんなことはない。私たちの最大の目標はチャンピオンズリーグ出場権を獲得することであり、リーガではその軌道に乗っている」

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 フランクフルト戦を終えたシャビ・エルナンデス監督は、このようにコメントしていたようだ。しかし、本当にこれは“失敗”ではないのか。今季のバルセロナが取れそうなタイトルは、このヨーロッパリーグ(EL)のみだった。それを逃したのは、やはり“失敗”と言わざるを得ないのではないだろうか――。

 1stレグ同様、高い強度で試合に臨んできたフランクフルトに対し、バルセロナは立ち上がりから苦戦。すると4分、エリック・ガルシアがイェスパー・リンドストロムを倒してしまいPKを献上。これをフィリップ・コスティッチに沈められ先制を許すなど、ゲームへの入り方は最悪だった。

 その後バルセロナはボール支配率を高めるも、なかなかフランクフルト守備陣を崩せず。すると36分、カウンターからラファエル・サントス・ボレに強烈なミドルシュートを浴び、リードを広げられてしまった。

 崖っぷちの状態で迎えた後半もギアが上がりきらず、フランクフルトペースで試合は進む。そして迎えた67分、鎌田大地のパスを受けたコスティッチにこの日2ゴール目を献上し、0-3と大きく突き放されてしまった。

 バルセロナは終盤、超攻撃的な布陣に変更。その中でセルヒオ・ブスケッツが強烈なミドルを突き刺し、メンフィス・デパイがPKを沈めて2点を返すことに成功したが、やはり3点の差は大きすぎた。2点目が決まった直後に試合終了のホイッスルを迎え、ベスト8で姿を消すことになった。

 ここまで簡単にゲームを振り返ってきたが、なぜバルセロナはフランクフルトに競り負けてしまったのだろうか。

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