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世界最高の中盤は誰だ? サッカー選手セントラルMF能力値ランキング1~5位。激戦を制し、トップに輝いたのは…(21/22シーズン版)

シリーズ:21/22能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

4位:ポール・ポグバ(フランス代表/マンチェスター・ユナイテッド)

ポグバ22
【写真:Getty Images】


生年月日:1993年3月15日
市場価格:5500万ユーロ(約66億円)
20/21リーグ戦成績:26試合3得点5アシスト

 ユベントスで覚醒し、ワールドクラスへの仲間入りを果たしたポール・ポグバは、2016年にアカデミー時代を過ごしたマンチェスター・ユナイテッドに復帰。移籍金は当時の史上最高額となる1億500万ユーロ(約126億円)だった。しかし、ユナイテッドではここまでなかなか安定した活躍を見せられておらず、高額な移籍金での加入ということもあり、批判に晒されることも多い。

 しかし、サッカースキルの高さは間違いなく世界トップレベルである。とくにずば抜けているのが「テクニック」だ。派手なフェイントはあまり使わないが、足裏などを巧みに使いながら相手を翻弄することが可能。それに加え身長191cm・体重84kgという体格を誇るなど「フィジカル」も非凡なため、簡単に失うことがない。キープ力に関しては、世界ナンバーワンと言ってもいいかもしれない。

 さらにキック精度の高さもポグバの自慢ポイントの一つと言えるだろう。広い視野の持ち主であり、良い動きを見せた選手へ長短問わず正確な「パス」を通すことができる。もちろんシュートシーンにも高質なキックは活かされていて、過去に何度も芸術的なミドルシュートを沈めてきた。ボールを持てば何かを起こす。そんなワクワク感を与えてくれる存在と言っていいはずだ。

 弱点は「守備力」。単純な競り合いには強いが、あまり意識が高くなく、穴になってしまうことが珍しくない。また怪我の多さもウィークポイントで、上記した通り安定した活躍を見せられていない原因の一つになっている。継続性さえ高められれば、より怖い存在になることは確かだ。

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