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世界最高の中盤は誰だ? サッカー選手セントラルMF能力値ランキング1~5位。激戦を制し、トップに輝いたのは…(21/22シーズン版)

シリーズ:21/22能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

2位:マルコス・ジョレンテ(スペイン代表/アトレティコ・マドリード)

マルコス・ジョレンテ22
【写真:Getty Images】


生年月日:1995年1月30日
市場価格:6000万ユーロ(約72億円)
20/21リーグ戦成績:37試合12得点11アシスト

 下部組織時代から過ごすレアル・マドリードでは高い壁に阻まれてしまったが、2019年に移籍したアトレティコ・マドリードで覚醒。今や同クラブには不可欠な存在となっており、昨年8月には2027年6月末までの契約延長を勝ち取っている。また、アトレティコでの活躍もあり、スペイン代表における常連メンバーの1人にもなった。

 もともとは守備に定評のある選手だった。アスリート一家で育ったこともあってか身体能力が抜群に高く、無尽蔵のスタミナと確かな走力を武器に90分間ハードワークを止めることがない。また、身長183cm・体重85kgと十分なサイズを誇っており、「フィジカル」でも非凡な強さを誇示する。そうした能力もあり、クラブと代表の両方でサイドバックとして起用されることもある。

 それに加え、アトレティコでは「攻撃力」の高さも証明することになった。スペイン人らしく「テクニック」のある選手で、「パス」の質もハイレベル。縦への突破には力強さだけでなく爆発的な「スピード」も伴っており、単独で違いを生み出すことが可能だ。また、ストライカー顔負けの決定力も兼備。昨季はその能力を遺憾なく発揮し、リーグ戦で12ゴールも奪っている。

 弱点となったのは「空中戦」のみで、その他の項目ではすべて「75」以上の数値を叩き出しているなど、攻守において隙がない存在であることは確か。まだ27歳という年齢を考えても、今後しばらくは世界のトップレベルを走り続けるのではないだろうか。

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