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21/22シーズン欧州最悪…失敗補強は? ガッカリ度ランキング1~5位。総額453億円、高額な移籍金を無駄にした男たち

シリーズ:がっかり補強5人 text by 編集部 photo by Getty Images

3位:ジャック・グリーリッシュ(イングランド代表/マンチェスター・シティ)

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【写真:Getty Images】


生年月日:1995年9月10日
移籍金:1億1750万ユーロ(約141億円)
21/22リーグ戦成績:22試合2得点2アシスト

 2021年夏の移籍市場の最大の目玉補強と言われたのがジャック・グリーリッシュだ。アストン・ビラが設定していた1億1175万ユーロ(約134億円)の違約金を全額支払い、マンチェスター・シティが獲得した。この移籍金はプレミアリーグ及びイングランド人史上最高額というビッグディールとなった。しかし、現時点ではプレミアリーグで2ゴール2アシストとアタッカーとしては物足りない数字に終わっている。

 グリーリッシュの評価は人によって大きく分かれるだろう。ゴールに関与する数こそ少ないが、大勝した第28節のマンチェスター・ユナイテッド戦のように相手を引き付けて周りの選手をフリーにする動きなどは特筆すべきものがある。ジョゼップ・グアルディオラ監督も「スタッツがなくても、チームのプレーをよくしてくれる選手だ」とグリーリッシュを擁護する発言をしている。

 一方で決定機を外す場面が目立つのも事実だ。アストン・ビラ時代からゴール前での決定力が課題であり、データサイト『Sofa Score』によると決定率は5.71%となっている。1試合平均のキーパス数はケビン・デ・ブライネに次ぐ数字を残しており、この決定力さえ改善されれば彼の評価は再び高まるだろう。

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