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世界最高の中盤は誰だ?サッカー選手セントラルMF能力値ランキング11〜15位。世界的名将の愛弟子、ベルギーが生んだ超逸材とは(21/22シーズン版)

シリーズ:21/22能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

13位:ミケル・メリーノ(スペイン代表/レアル・ソシエダ)

ミケル・メリーノ22
【写真:Getty Images】


生年月日:1996年6月22日
市場価格:5000万ユーロ(約60億円)
20/21リーグ戦成績:26試合2得点4アシスト

 ミケル・メリーノは、オサスナの下部組織でコーチを務めていた父の下でキャリアをスタート。14/15シーズンにデビューを果たすと、すぐに主力として活躍。2016年にドルトムントへ移籍を果たした。しかし、同クラブではなかなか出場機会が得られず、その後はニューカッスルに加入するが、イングランドのプレーは1年で終了。2018年にレアル・ソシエダへの移籍を決断すると、母国で急成長をみせている。

 メリーノは高い「IQ」と戦術眼を武器にピッチ中央に君臨する。戦況を把握した的確なポジショニング、試合をコントロールしチャンスを演出する正確な「パス」、さらに華麗な「テクニック」を活かしたボールキープ力と、中盤の選手に必要な能力の全てを兼ね備えている。

 そして最大の武器は「空中戦」だ。身長188cm・体重79kgの大柄な体格を誇るメリーノは、ボックス内で最大の脅威となり、時にゴールネットを揺らす。中盤での競り合いももちろん、相手に劣ることはまずない。

 レアル・ソシエダで才能が開花したメリーノは、2020年にスペイン代表に初選出されている。OA(オーバーエイジ)として出場した東京五輪では、キャプテンとして準優勝に貢献。今やラ・リーガでトップクラスの名手となった同選手には、多くのビッグクラブが関心を寄せている。

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