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世界最高の中盤は誰だ?サッカー選手セントラルMF能力値ランキング11〜15位。世界的名将の愛弟子、ベルギーが生んだ超逸材とは(21/22シーズン版)

シリーズ:21/22能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

11位:コケ(スペイン代表/アトレティコ・マドリード)

コケ22
【写真:Getty Images】


生年月日:1992年1月8日
市場価格:3500万ユーロ(約42億円)
20/21リーグ戦成績:37試合1得点2アシスト

 アトレティコ・マドリード一筋のコケは、17歳でトップチームデビューを飾った。10/11シーズン後半から出場機会を得ると、ディエゴ・シメオネ監督が就任した11/12シーズンから主力として活躍する。13/14シーズンには18年ぶり10度目のラ・リーガ優勝を達成。昨季は7年ぶりに自身2度目のリーグ優勝を果たすなど、アトレティコの中核を担っている同選手は、現在歴代最多出場記録を更新し続けている。

 コケはスペイン人らしい「テクニック」を有しており、球離れが良く、無駄のない動きで中盤に君臨する。高い「IQ」と広い視野でピッチ全体を把握し、戦況に応じた的確な「パス」で試合をコントロールする。

 シメオネが率いるチームでは、ハードワークが高いレベルで求められる。豊富な運動量を持つコケは、ピッチを縦横無尽に駆けまわり、攻守でチームを支えている。セントラルMFとしては「守備力」と危機察知能力が高く、危険な場面では常にこの男がカバーに入っている。

 アトレティコの精神的支柱でもあるコケの「メンタル」は、「86」を記録。チームを牽引するこの男の存在は絶大だ。弱点と言える点は「61」となっている「空中戦」くらい。この男がいる間は、アトレティコはラ・リーガで優勝争いを繰り広げ続けるだろう。

【了】

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