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世界最高の中盤は誰だ?サッカー選手セントラルMF能力値ランキング11〜15位。世界的名将の愛弟子、ベルギーが生んだ超逸材とは(21/22シーズン版)

シリーズ:21/22能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

12位:チアゴ・アルカンタラ(スペイン代表/リバプール)

アルカンタラ22 1
【写真:Getty Images】


生年月日:1991年4月11日
市場価格:2200万ユーロ(約26.4億円)
20/21リーグ戦成績:24試合1得点0アシスト

 ジョゼップ・グアルディオラ監督の愛弟子であるチアゴ・アルカンタラは、同監督の下、バルセロナやバイエルン・ミュンヘンでプレー。数々のタイトル獲得に貢献すると、2020年にはユルゲン・クロップ率いるリバプールへ加入した。

  ピッチを華麗に舞うチアゴの「テクニック」は、世界でもトップクラス。その能力値は「92」を記録している。トラップする際に足首の動きだけでボールを操り、マークに来た相手選手をかわすプレーは鮮やか。細かいボールタッチの「ドリブル」で相手を翻弄するこの男からボールを奪うことは容易ではない。

 さらに、右足から繰り出される長短の正確無比な「パス」は絶品。高い「IQ」で戦況を瞬時に把握し、広い視野で味方の動きを見逃さずに絶妙なタイミングでゴールに繋がるパスを配球する。まさに世界屈指のチャンスメイカーだ。

 31歳となってなお、チアゴには衰えが見えない。見る者を魅了するこの男のプレーは見事だが、気になるのは怪我の多さだ。それ故、同選手の「フィジカル」の数値は「68」と低い。シーズン通して安定した活躍を見せることが出来れば、まだまだトップ10入りもあり得るだろう。
 

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