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アーセナルの希望! 最強の逸材5人。大迫力の187cmFW、メキシコ代表デビューしたテクニシャンも

シリーズ:最強の逸材 text by 編集部 photo by Getty Images

MF:チャーリー・パティーノ(U-19イングランド代表/アーセナルU-23)

チャーリー・パティーノ
【写真:Getty Images】


生年月日:2003年10月17日(18歳)
トップチーム通算成績:2試合1得点0アシスト
市場価値:200万ユーロ(約2.4億円)

 今アーセナルの下部組織で最も注目を集めているのがチャーリー・パティーノと言っていいだろう。セント・オールバンズ・シティでキャリアをスタートした同選手は7歳でルートン・タウンの下部組織に加入すると、2015年にアーセナルの下部組織に移籍。パティーノを発見したアーセナルスカウト担当のブライアン・ステープルトンは「私がスカウトしてきた中で、彼は今まで見た中で最高の子」と評しており、さらに「ファーストタッチも視野もスペースに対する意識も信じられないほどだった。彼はピッチ上の他の選手とは別世界にいるような、年齢以上の存在だった」と絶賛している。

 そのパティーノはアーセナル下部組織加入後、恐るべき速さで力をつけ、わずか14歳でU-18チームの一員としてのプレーを経験している。さらに今季のカラバオカップ準々決勝サンダーランド戦で80分に交代出場しトップチームデビューも達成。その試合でゴールも決め、5-1大勝に大きく貢献した。さらに、今年1月に行われたFAカップ3回戦のノッティンガム・フォレスト戦では、トップチームでの初スタメンを飾っている。

 そんなパティーノは自身のプレースタイルを「クリエイティブで、知的なボックストゥボックス型のMFだと思っているよ」とコメントしている。ちなみに子供の頃に憧れていた選手はサンティ・カソルラ、アンドレス・イニエスタ、セスク・ファブレガス、そして現アーセナル指揮官のミケル・アルテタとのこと。パティーノ自身イングランド出身で世代別代表もイングランドなのだが、父親がスペイン人とのことで、彼らのような存在にインスピレーションを受けたのだという。

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