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アーセナルの希望! 最強の逸材5人。大迫力の187cmFW、メキシコ代表デビューしたテクニシャンも

シリーズ:最強の逸材 text by 編集部 photo by Getty Images

DF:オマル・レキク(チュニジア代表/アーセナルU-23)

オマル・レキク
【写真:Getty Images】


生年月日:2001年12月20日(20歳)
トップチーム通算成績:0試合0得点0アシスト
市場価値:100万ユーロ(約1.2億円)

 セビージャに所属するカリム・レキクを兄に持つ逸材がオマル・レキクだ。フェイエノールト、マンチェスター・シティ、PSV、マルセイユ、そしてヘルタ・ベルリンと名だたるクラブの下部組織でプレーした後、昨年の冬に60万ユーロ(約7200万円)の移籍金でアーセナルに移籍。契約時、クラブOBでアカデミー責任者を務めるペア・メルテザッカーよりトップチームでトレーニングを受けることを保証されているなど、高い評価を得ている。

 チュニジア人の父とオランダ人の母の間に生まれたレキクは、わずか16歳でU-21チュニジア代表のメンバーに選出され、その1ヶ月後にU-18オランダ代表に招集された経歴を持っている。そして2021年5月、マンチェスター・ユナイテッドの逸材ハンニバル・メイブリら他の若手選手と共に招集されたことで、正式にチュニジア代表入りすることに。今冬のアフリカネーションズカップにも出場し、グループリーグ第2節のモーリタニア代表戦とラウンド16のナイジェリア代表戦に出場している。

 そんなレキクは身長186cmと十分なサイズを誇っており、本職のセンターバックだけでなく右サイドバックや中盤でプレーすることも可能という万能性もある。ちなみに本人は「後ろでボールを持ってプレーすることが好き」と話しており、ミケル・アルテタ監督の志向するサッカーにも「合う」と自信を覗かせている。まだトップチームでの出番はないが、その日が来るのもそう遠くはないだろう。

【了】

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