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最悪の無駄遣い…。バルセロナ、“給料が高すぎる”5人。怪我に悩まされ続けたCB、居場所を失った高給取りとは?

シリーズ:給料が高すぎる5人 text by 編集部 photo by Getty Images

FW:マルティン・ブライスワイト(デンマーク代表)

マルティン・ブライスワイト
【写真:Getty Images】


生年月日:1991年1月5日(30歳)
年俸:510万ユーロ(約7億円)
週給:9.8万ユーロ(約1350万円)
21/22リーグ戦成績:4試合2得点1アシスト

 2020年にルイス・スアレスとウスマンヌ・デンベレが負傷により長期離脱を強いられたことで、バルセロナは緊急補強としてレガネスからマルティン・ブライスワイトを獲得した。フィジカルとスピードが持ち味のデンマーク人FWは至って目立つような結果を残した選手ではなかったため、バルサファンはこの移籍に対し疑問を覚えた。

 バルサ加入後、試合に出場してもなかなか得点に絡めず。バルサでは通算58試合に出場したが、10得点5アシストに留まる。ストライカーとして得点を取ることを期待されていたのにも関わらず、振るわない結果だ。今季は膝の怪我により、出場機会が大幅に減少し、ピエール=エメリク・オーバメヤンやルーク・デ・ヨングなどのストライカーらにどんどんチャンスを奪われていった。

 怪我から復帰した後も、出場時間はわずか10分。ブライスワイトよりも年俸の低いカンテラーノらが結果を残してる中で、ブライスワイトの高い年俸はバルセロナにとって経済的な負担となっている。デンマーク人は既に今夏の移籍市場の放出リストにもリストアップされており、早かれ遅かれバルセロナを去ることになるだろう。

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