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今見てもエグい…! バルセロナ、”美しく強い”最高時代のイレブン。若き日のイニエスタ、全盛期のロナウジーニョ…。美しく欧州を制したドリームチーム

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

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左からオレゲール、プジョル、マルケス、ファン・ブロンクホルスト【写真:Getty Images】

DF:オレゲール(カタルーニャ代表)
生年月日:1980年2月2日(当時26歳)
2005/06シーズンCL成績:11試合出場/0得点0アシスト

 187cmの恵まれた体格から生まれるパワーを武器に、チームから重宝された。右サイドバックはジュリアーノ・ベレッティがプレーすることも多かったが、センターバックとサイドバックで併用されたオレゲールを今回はイレブンに組み込んだ。

 ラ・マシアからバルセロナの主力まで成長したが、スペイン代表歴はない。これはオレゲールが熱心なカタルーニャ独立主義者だったためで、このシーズンの12月にはスペイン代表合宿に招集されたものの、キャリアを通じてスペイン代表のユニフォームに袖を通すことはなかった。

DF:ジョバンニ・ファン・ブロンクホルストオランダ代表)
生年月日:1975年2月5日(当時31歳)
2005/06シーズンCL成績:13試合出場/0得点0アシスト

 オランダ代表のファンブロンクホルストは、オーバーラップから精度の高いクロスを供給し、威力抜群のミドルシュートを持っている。かつては中盤でプレーすることが多かったが、バルサでは左サイドバックでの出場がほとんどだった。このシーズンはブラジル人DFシルビーニョと併用されていたが、エル・クラシコやCLといった重要な試合ではファンブロンクホルストが起用されている。

 フェイエノールトやアーセナルを経て、03年夏にバルセロナにやってきた。07年夏にフェイエノールトに戻ると、3年後に現役を引退した。オランダ代表では106試合に出場し、現役最後の大会となった2006年FIFAワールドカップ・ドイツ大会では主将として準優勝に貢献した。

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