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元アーセナルMFウィルシャー、30歳で現役引退か「プレーはもういいと言うかも」

text by 編集部 photo by Getty Images

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ジャック・ウィルシャー
【写真:Getty Images】



デンマークでの短期間のプレーを終える

 元イングランド代表MFジャック・ウィルシャーは、状況次第では今年で現役を引退することも考えているようだ。英紙『テレグラフ』など複数メディアが同選手のコメントを伝えている。



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 かつてはアーセナルやイングランド代表で天才MFとして将来を嘱望されたウィルシャーだが、相次ぐ負傷の影響などで苦しいキャリアを過ごすことになった。過去2シーズン連続で、シーズン前半戦は所属クラブが決まることなくフリーの状態で過ごしていた。

 今季は古巣アーセナルで練習に参加したあと、2月にデンマーク1部のオーフスGFに加入。約3ヶ月間で公式戦15試合に出場したが、契約は今季限りで満了して再びフリーとなる。

 今後についてウィルシャーは、指導者の道へ進みたいという意欲があることを明かした。プレーを続行する可能性も捨ててはいないが、「指導者としてのチャンスが訪れたとすれば、『プレーはもういい』と言ってしまっても悲しいことではないだろう」と現役引退を決断することも示唆している。

「決断するのは1週間後かもしれないし、2年後かもしれない。指導者になりたい、指導者として成功したいという強い思いがある。過去5、6年に成功した監督たちを見ても、若いうちから始めている」とウィルシャーは続けた。

 まだ30歳と若いウィルシャーだが、選手としてトップレベルに返り咲くことが難しくなりつつあることも否めないかもしれない。スパイクを脱いで新たな道を歩み出すこともあり得るのだろうか。

【了】

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