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日本代表 2年前

パリ五輪サッカーU-23日本代表メンバーを予想! スタメン&フォーメーションは? 久保建英や飛び級の逸材も

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部

CB


チェイス・アンリ
【写真:2022 Asian Football Confederation (AFC)】

西尾隆矢(セレッソ大阪)
生年月日:2001年5月16日(23歳)
2022リーグ戦成績:14試合0得点1アシスト

チェイス・アンリ(シュトゥットガルト)
生年月日:2004年3月24日(20歳)
2022リーグ戦成績:―

馬場晴也(東京ヴェルディ)
生年月日:2001年10月24日(22歳)
2022リーグ戦成績:15試合0得点2アシスト

 この世代において、最も層の薄いポジションと言えるかもしれない。J1でレギュラークラスと言えるのは西尾隆矢だけ。東京ヴェルディの馬場晴也、栃木SCの鈴木海音、モンテディオ山形の木村誠二、SC相模原の藤原優大など、J2・J3でプレーしている選手はいるが、他のポジションに比べて実績面では心もとない。

 対人守備に自信を持つ西尾がこの世代の中心となりそうだ。昨季からセレッソ大阪ではレギュラーに定着し、今季は副キャプテンに任命されている。西尾に続くのはAFC U-23アジアカップで評価を高めた馬場だが、世界と戦うにはさらなるレベルアップが必要だということをこの大会で痛感したはずだ。

 この2年間の成長に期待したいのがチェイス・アンリだ。同大会では試合勘の影響か、度重なるミスでチームを苦しめたが、試合を経るごとに改善を見せた。22/23シーズンからプレーするシュトゥットガルトで伊藤洋輝のようにトップチームへの扉を開けば、この世代に欠かせない選手となることは間違いない。 

SB

半田
【写真:2022 Asian Football Confederation (AFC)】

半田陸(モンテディオ山形)
生年月日:2002年1月1日(22歳)
2022リーグ戦成績:15試合0得点1アシスト

内野貴史(フォルトゥナ・デュッセルドルフ)
生年月日:2001年3月7日(23歳)
2022リーグ戦成績:2試合0得点0アシスト(ブンデスリーガ2部)

高橋センダゴルタ仁胡(バルセロナ)
生年月日:2005年8月17日(19歳)
2022リーグ戦成績:―

 ディフェンスラインはこの世代の悩みの種になるだろう。AFC U-23アジアカップではモンテディオ山形で主力として活躍する半田陸に加え、フォルトゥナ・デュッセルドルフU-23の内野貴史が出場機会を分け合った。複数ポジションをこなせる内野は、18人で戦わなければいけないパリ五輪メンバーに適任だろう。

 左は適任がおらず、下の世代からの突き上げを予想する。今回のU-19日本代表に選ばれた高橋センダゴルタ仁胡はその筆頭候補。バルセロナの下部組織で育ち、正確な足元の技術を持つ左サイドバックとしてプレーしている。2005年生まれなので、世代的には2028年のロサンゼルス五輪に出場できる世代だが、過去の中田英寿や香川真司、久保建英のように飛び級で参戦する可能性は十分にある。

 Jリーグに目を向けると、浦和レッズでレギュラーに定着しつつある大畑歩夢や、年少組では中野伸哉も候補に名を連ねる。U-19日本代表に初招集された前田ハドー慈英はブラックバーンのU-23チームでもプレーする18歳で、今後の活躍次第ではこのチームに加わる可能性も考えられる。

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