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世界最高の選手は誰だ? サッカー選手能力値ランキング6~10位。C・ロナウドは何位!?今年のバロンドール候補筆頭とは…(21/22シーズン版)

シリーズ:21/22能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

8位:カリム・ベンゼマ(フランス代表/レアル・マドリード)

ベンゼマ
【写真:Getty Images】


生年月日:1987年12月19日
市場価格:3000万ユーロ(約36億円)
20/21リーグ戦成績:34試合23得点9アシスト

 34歳とベテランの域に差し掛かっている中でカリム・ベンゼマはキャリア最高の時を過ごしている。クリスティアーノ・ロナウドがレアル・マドリードに在籍していた時代はどちらかと言えば「黒子」のような役割を担っていた選手だったが、彼が退団して以降は「主役」に踊り出た。2021/22シーズンは自身初のラ・リーガとUEFAチャンピオンズリーグ(CL)で得点王に輝き、バロンドール候補の筆頭に挙げられている。

 ベンゼマほど「万能型FW」という言葉が似合う選手はいないだろう。ゴール前での決定力に加え、周りの選手を活かすプレーも得意としている。高い「テクニック」を駆使したポストプレーも上手く、どんなボールであっても前線で収めて攻撃の起点になることができる。

 2021/22シーズンはよりゴール前での精度が上がり、公式戦46試合で44得点15アシストと圧倒的なスタッツを記録した。オンザボール、オフザボールのどちらの場面でもチームに貢献できる高い「IQ」も兼ね備えており、「攻撃力」「テクニック」「IQ」はいずれも「90」以上を叩き出した。

 「スピード」で相手選手を圧倒する選手ではないため、こちらは「76」とやや伸び悩んだが、それ以外の攻撃的な能力値はいずれも「80」以上と総合力の高さが伺える結果となった。前述した通り34歳にして自己最高のコンディションを維持しているベンゼマ。キリアン・エムバペの加入が実現しなかったこともあり、来季以降もエル・ブランコ(レアル・マドリードの愛称)を牽引するエースとして活躍が期待されている。

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