18位：サディオ・マネ（セネガル代表/リバプール）
【写真：Getty Images】
生年月日：1992年4月10日
市場価格：8500万ユーロ（約102億円）
21/22リーグ戦成績：34試合16得点4アシスト
18位には来季のバイエルン・ミュンヘン移籍が濃厚と言われる、サディオ・マネがランクインした。2016年にユルゲン・クロップ率いるリバプールへと渡ると、リバプール最強FW陣の一角として、2019年にはUEFAチャンピオンズリーグ（CL）制覇に大きく貢献。同年にはアフリカ年間最優秀選手賞を受賞した。セネガル代表としては、2022アフリカ・ネイションズカップで3得点3アシストを記録し、初優勝に導いた。
マネの代名詞となっているのが圧倒的な「スピード」だ。スプリント力を活かした背後への抜け出しから、これまで幾度となくゴールネットを揺らしてきた。オフ・ザ・ボールのみならず、オン・ザ・ボールでは「スピード」に乗った「ドリブル」から1人でも打開することが可能。これは能力値にも表れており、「スピード」は「91」、「ドリブル」は「89」と、能力値ランキング上位にランクインした選手たちに劣らない数値を叩き出している。
これらの能力から「攻撃力」の高さが見て取れる。今季リーグ戦では34試合に出場し、16得点4アシスト記録。プレミアリーグの得点ランキングでは5位、リバプール内ではサラーに次ぐ2位に付け、得点力の高さを見せた。身長174cmと比較的小柄なFWながら、「空中戦」にも強く、これまでのリーグ戦では15得点をヘディングで決めている。
そしてマネのもう一つの魅力は、守備時の貢献度も高いこと。前線からのプレスをサボるようなことはほぼ見受けられない。インテンシティーの高いプレミアリーグ、またリバプールでこれだけ長く生き残れている理由は、そうした部分も大きいだろう。
