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世界最高の選手は誰だ? サッカー選手能力値ランキング16~20位。リバプールの快速自慢、レアル最強中盤の一角も(21/22シーズン版)

シリーズ:21/22能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

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リオネル・メッシやクリスティアーノ・ロナウドを筆頭に、世界には数々のスター選手が存在する。しかし、それらの選手のどこが優れてどこが劣っているのかを知る者はあまり多くはないはずだ。今回フットボールチャンネル編集部では、世界屈指の実力者たちの各能力を様々なデータを参照して数値化し、平均値を算出。それをもとにしたランキングを紹介する(ポジションは主に所属クラブのもの、市場価格は『transfermarkt』を参考)。


20位:ジョアン・カンセロ(ポルトガル代表/マンチェスター・シティ)

カンセロ22
【写真:Getty Images】

生年月日:1994年5月27日
市場価格:6000万ユーロ(約72億円)
21/22リーグ戦成績:36試合1得点7アシスト


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 20位にはベンフィカ生え抜きのジョアン・カンセロがランクインした。2014年から2019年までインテルやユベントスなどのクラブを渡り歩くと、2019年夏にはペップ・グアルディオラ率いるマンチェスター・シティに完全移籍する。在籍2年目以降は、ポジション争いの激しいシティでスタメンに定着し、これまで同チームのタイトル獲得に大きく貢献してきた。

 ジョアン・カンセロの代名詞となっているのが、「テクニック」の高さだ。DFとは思えないほど足元の技術に優れており、積極的に「ドリブル」で仕掛けることでシティの攻撃に厚みを加える。また、オーバーラップした際には、高い「パス」精度を活かした正確無比なクロスで味方のゴールをお膳立てする。今季はシティ移籍後、キャリアハイとなる公式戦10アシストを記録した。「テクニック」はDFではトップレベルの「87」を叩き出した。
 
 サッカーセンスだけでなく、インテリジェンスも兼ね備えているカンセロは戦術理解度が高く、本職の右SBのみならず、左SBやセントラルMFでも遜色なくプレーすることができる。ペップ・グアルディオラ監督が好んでこのポルトガル人DFを起用するのは、カンセロの持つこの「IQ」の高さゆえだろう。
 
 グアルディオラ監督の下で、これまで数多くの大舞台を経験したことで「メンタル」の強さも身につけ、「メンタル」の数値は昨シーズンの「81」から「85」へと上がった。その他の評価項目でも「70」を下回るものはなく、世界で最も洗練された右SBの1人と言えるだろう。

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