1位：ロベルト・レバンドフスキ（ポーランド代表／バイエルン・ミュンヘン）

【写真：Getty Images】

生年月日：1988年8月21日
市場価格：4500万ユーロ（約54億円）
20/21リーグ戦成績：29試合41得点7アシスト

　ロベルト・レバンドフスキが33歳以上のベテランサッカー選手能力値ランキングで1位に輝いた。2019/20シーズンから3季続けて出場試合数を得点数が上回っている「世界最高のストライカー」と言っても過言ではない。ブンデスリーガ得点王には通算7度輝いている。

　レバンドフスキが現在、最も得点を奪うことに長けている選手と明言しても良いだろう。左右両足、頭とどこからでも強烈、かつ正確なシュートを放つことができる多彩な得点パターンの持ち主で、エリア内でもエリア外でも豪快なシュートを叩き込む。こうしたゴール前での能力値の高さから「攻撃力」は全選手で最高の「96」を叩き出している。

　これだけの決定力に加え、「90」の「空中戦」と「84」の「IQ」も兼ね備えているのがレバンドフスキである。ゴール前でのポジショニングが巧妙な上に単純な競り合いでも相手DFに勝てるため、エリア内に精度の高いクロスが入れば高い確率でゴールへと結びつく。

　8月には34歳となるが、得点数が落ちていないことに加え、「フィジカル」能力も現在「86」と全くもって衰えていない。今夏に長くプレーしたブンデスリーガを離れる可能性が高まっているが、世界最高のストライカーは新天地でも得点を量産することができるのだろうか。

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