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なぜか…スペイン代表で輝けなかった5人の名手。クラブでは絶対的な存在も…選手層が厚すぎて試合に出られなかった選手たち

シリーズ:代表で輝けなかった5人の名手 text by 編集部 photo by Getty Images

プレミアリーグで活躍した現アーセナル指揮官

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【写真:Getty Images】


MF:ミケル・アルテタ(元アーセナル)
生年月日:1982年3月26日
スペイン代表成績:なし
プレミアリーグ成績:284試合42ゴール43アシスト

 現在、アーセナルで監督を務めるミケル・アルテタもスペイン代表とは縁がなかった。下部組織時代からプレーしたバルセロナではトップチームに昇格できず、パリ・サンジェルマン(PSG)でプロデビューを飾った。05年冬から在籍したエバートンでは、加入初年度からレギュラーに定着し、2006/07シーズンはキャリアハイとなる9ゴールを記録した。

 セスク・ファブレガス、サミル・ナスリが退団した11年夏にアーセナルへ完全移籍。彼らの穴を埋める形でレギュラーに定着した。トーマス・フェルマーレンが退団したことに伴い、2014/15シーズンからは主将に就任。主将に就任してからは出場機会が限られたが、模範的なプレーでチームを牽引した。16年夏に現役を引退。

 エバートン、アーセナルの2つのクラブで10年近く主力選手としてプレーしていたアルテタだが、1度もスペイン代表から招集されることはなかった。幼馴染のシャビ・アロンソやバルセロナのカンテラ時代のチームメイトであるシャビ・エルナンデス、アンドレス・イニエスタといったワールドクラスの選手が大勢いたスペイン代表の中盤に自身の居場所を作ることはできなかった。

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