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世界最高のGKは誰だ!サッカー選手能力値ランキング1~5位。数々の実力者を抑えて1位に輝いたのは…(21/22シーズン版)

text by 編集部 photo by Getty Images

4位:マルク=アンドレ・テア・シュテーゲン(ドイツ代表/バルセロナ)

テア・シュテーゲン
【写真:Getty Images】


生年月日:1992年4月30日
市場価格:3000万ユーロ(約36億円)
20/21リーグ戦成績:31試合32失点(無失点11試合)

 4位にはバルセロナ不動の守護神マルク=アンドレ・テア・シュテーゲンがランクインした。18歳でボルシア・メンヒェングラートバッハの正守護神の座を射止めると14年夏にバルセロナへとステップアップ。加入当初はクラウディオ・ブラーボの存在もあり2番手だったが、2016/17シーズン以降はGKのポジションを不動のものにしている。

 テア・シュテーゲンは穴の少ない完成度の高いGKだ。約2年に1回ほど大ポカをすることもあるが基本的には安定感があり、驚異的な「反射神経」を活かした「セービング」で何度も失点を防いできた。バルセロナは時折、守備が崩壊することもあるが、それでも最少失点で乗り切れているのはテア・シュテーゲンのビッグセーブのおかげである。どちらの能力値もGKでトップクラスだ。

 長年バルセロナで正GKを任されていることもあり、ミドルパスの精度も抜群で「キック」の質と足下の「テクニック」にも定評がある。「キック」の能力値は「87」、「テクニック」の能力値は「70」とどちらもエデルソンとマヌエル・ノイアーに次ぐGKで3位の数値だ。

 ドイツ代表ではそのノイアーが健在のためなかなか出番を得ることができていないが、クラブレベルでは30歳にして通算450試合に出場と同年代の選手と比較しても多くの試合に出場できている。多くの大舞台で培った経験も含め、「テクニック」を除く全能力が「85」以上となった総合力の高さが4位ランクインへと繋がったと言えるだろう。

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