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マンUが狙う、25歳長身ストライカーって何者?ビッグクラブと競合か、高い得点能力誇るサーシャ・カライジッチとは?

text by 編集部 photo by Getty Images

マンチェスター・ユナイテッド最新ニュース

Sasa Kalajdzic
【写真:Getty Images】



カバーニ、ロナウドの後釜候補とは?

 英紙『ザ・サン』は7日、VfBシュトゥットガルトに所属するサーシャ・カライジッチについて、マンチェスター・ユナイテッドがその代理人と話し合いの場を設けたことを報じた。身長2mを誇るカライジッチとは一体何者なのだろうか。



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 マンチェスター・ユナイテッドは21/22シーズン限りで退団したエディソン・カバーニや、今夏退団が噂されている絶対的エースのクリスティアーノ・ロナウドの後釜として、シュトゥットガルトのサーシャ・カライジッチ獲得に動き出しているようだ。ユナイテッドの他にも、バイエルン・ミュンヘンやボルシア・ドルトムントなどのビッグクラブも興味を示していた。

 ユース時代は複数のオーストリアクラブでプレーし、2017年7月にオーストリア2部リーグのFCアドミラでプロデビューを飾る。在籍1年目は負傷に悩まされ、リーグ戦ではまとまった出場時間を確保することができなかったが、限られた出場時間の中で、3得点7アシストを記録。翌年の18/19シーズンにもまた、リーグ戦13試合で欠場を余儀なくなされたが、出場した15試合で8得点5アシストを記録する見事な活躍を見せた。

 カライジッチは負傷が非常に多い選手だが、限られた時間の中で得点能力を存分に発揮させるストライカーだ。身長2mの大柄な体格を活かした空中戦の強さは同世代では群を抜いている。高身長ではあるものの足元の技術も兼ね備えており、チームメイトのサポートも難なく行うことができる。

 2019年7月、シュトゥットガルトはカライジッチを引き抜くが、加入初年度は前十字靭帯を断裂する大怪我に苦しみ、シーズンを棒に振ってしまった。2年目には大きな負傷をすることがなく、リーグ戦では攻撃陣の要として33試合に出場。第9節のFSVマインツ戦から7試合連続得点を記録する素晴らしい活躍を見せた。同シーズンはリーグ戦キャリアハイとなる16得点6アシストを記録した。

 この大型ストライカーはユナイテッドのオファーに対して、ポジティブな姿勢を見せている模様。クラブとの契約は来年6月末までのため、シュトゥットガルト側も少しでも資金を調達するためには、同選手を売却することが得策だろう。

【了】

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