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古橋亨梧2年目へ、セルティックレジェンドが起用法提言。昨季得点王との併用は?

text by 編集部 photo by Getty Images

セルティック(古橋亨梧・旗手怜央・前田大然・井手口陽介)最新ニュース


【写真:Getty Images】



ギリシャ代表FWと競争か共存か?

 セルティックの日本代表FW古橋亨梧は、加入2年目のシーズンに向けて準備を進めている。同クラブのレジェンドであるクリス・サットン氏は英紙『デイリー・レコード』のコラムで、古橋を含めたFW陣の起用法の見通しについて論じた。



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 昨季は負傷による長期離脱がありながらも、公式戦33試合に出場してチーム最多の20ゴールを挙げた古橋。一方で、その古橋の離脱の穴を埋める形で活躍し、リーグ戦では古橋を1点上回る13ゴールで得点王にも輝いたのがギリシャ代表FWギオルゴス・ギアクマキスだった。

 サットン氏は新シーズンの古橋とギアクマキスの起用法について、「役割を分け合わなければならないかもしれない」と予想。昨季は両選手が同時にコンディションが整っている時期が短かったが、新たな負傷などがなければ“ダブルエース”体制に近い形になると見通しを示している。

「毎週の試合にどちらが適しているかということになるだろう。2人は全く違うタイプなので、対戦相手は悩まなければならない」とサットン氏。スピードを最大の武器とする古橋、フィジカルの強いギアクマキスのどちらが出てくるか分からない状況に備えるのは相手にとって難しいと指摘している。

 その上で、アンジェ・ポステコグルー監督は「両方を使うこともできる」と提案。「キョウゴは日本で典型的な9番だったわけではない。2人がパートナーを組んでプレーすることもあるかもしれない。(相手)ディフェンスにとっては恐るべき予想であり、監督にとっては嬉しい問題だ」と述べた。

 古橋とギアクマキスに加えて、「前田大然もいる」ともう一人の日本人FWにも言及。だが2021シーズンのJ1得点王については「中央よりサイドの方が脅威になる。他の2人に比べれば天性のフィニッシャーというわけではない」と評している。

【了】

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